研課題
J-GLOBAL ID:202104013279463144  研究課題コード:13411054

ブドウの標的遺伝子を特異的に発現抑制するウイルスベクターの開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 農学部, 准教授 )
研究概要:
ブドウに自然感染できるラズベリー黄化ウイルス(RBDV)を基に標的遺伝子を発現抑制できるウイルスベクターの開発を行った。RBDVの感染性cDNAクローンを遺伝子操作によりウイルスベクターに改変し、GFP遺伝子の塩基配列の一部を組み込んだ。これをGFP発現形質転換植物に接種すると、植物のGFP蛍光の消失し、GFP遺伝子のsiRNAの蓄積およびmRNAの減少が確認された。このことから、本ウイルスベクターは、標的であるGFP遺伝子に対しウイルス誘導ジーンサイレンシング(VIGS)が誘導され、GFP遺伝子の発現抑制できることが示された。今後、開発したウイルスベクターが、植物内在性遺伝子をVIGSにより発現抑制できるか解析する必要がある。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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