研課題
J-GLOBAL ID:202104013426107103  研究課題コード:11104365

カリン果実抽出物を用いた胃粘膜保護ゼリーの開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院農学研究科, 准教授 )
研究概要:
カリン果実に含まれるエキス分にはラットにおけるエタノール誘発性胃粘膜傷害に対する予防効果がみとめられている。本研究ではカリン果実からの熱水抽出エキスを砂糖と煮詰めてゲル化させ、ゼリー状食品とし、強い胃粘膜保護作用を有する加工品として仕上げることを目的とした。ゼリーの胃粘膜傷害予防作用は、果実を長時間煮出したエキスを使用した方が、短時間煮出したものを用いたものよりも強かった。作用因子はプロシアニジンおよび可溶性多糖類であることが示され、強い胃粘膜保護作用はこれら両成分の協調的な作用によることが示唆された。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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