研課題
J-GLOBAL ID:202104013618404233  研究課題コード:13411213

高品質長尺超伝導ケーブルの実現に向けた,超伝導膜接合技術の確立

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 総合理工学研究科, 助教 )
研究概要:
本研究では,送電ロスの無い超伝導ケーブルの長尺化を実現するために必要とされる,高品質な希土類(Rare Earth: RE)系銅酸化物高温超伝導(REBCO)線材の新規な接合技術を確立することを目標として,溶融水酸化物法によるREBCOエピタキシャル成長技術を用いた,簡易的なREBCO薄膜同士の接合を試みた.結果として,REBCO薄膜同士の接合には至らなかったが,溶融水酸化物法の溶剤(水酸化カリウム:KOH)に対する高品質REBCO薄膜の耐性について知見を得た.またそれらの知見から作製条件を見出し,実際に高品質REBCO薄膜を結晶成長の種膜として,高品質な液相エピタキシャル成長REBCO厚膜の作製に成功した. 今後,液相成長REBCO相の作製条件をさらに検討することで,接合の実現が期待できる.
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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