研課題
J-GLOBAL ID:202104013703937372  研究課題コード:11101921

GHz級情報通信機器のための低クロストーク配線の開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , システム情報系, 教授 )
研究概要:
GHz級ディジタル情報通信機器では、配線間のクロストーク(配線からの漏洩電磁波が周囲の配線に発生する寄生信号)が急激に増加し、高速化の妨げとなっている。この問題に対して、我々がプリント基板やLSI内配線構造として新たに提案している「セグメント分割伝送線」を適用し、試作評価を行った(1GHzのプリント基板配線のスケールアップ試作を行った)。その結果、従来配線のクロストークをその49~59%に低減(約半分以下に低減)することができた。また、伝送周波数の±10%の変動に対してクロストークの増加は33~37%であることが分かった。以上より、クロストークを大幅に低減できる基本的な見通しを得た。今後は、PC等のプリント基板への実適用を行い評価を進める。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る