研課題
J-GLOBAL ID:202104014163603352
研究課題コード:12100348
放射性物質の高分解能3次元・直接イメージング技術の開発
体系的課題番号:JPMJSN12A1
実施期間:2012 - 2014
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 工学部, 教授 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJSN12A1
研究概要:
「単一微粒子3次元元素分布分析装置」を応用・発展させることにより、細胞・物質レベルでの解明がされていない放射性物質の蓄積状況・態様を明らかにする技術を開発します。この技術により、セシウム137など放射性同位元素を含む全元素・同位体の検出が可能となり、魚類・肉類・農作物などの細胞内部、土壌粒子、廃棄物の焼却灰粒子にセシウムが付着している像を1粒子10~20分、最高40nmの分解能でイメージングできます。特に、土壌中の雲母や植物体のケイ酸成分(植物石)にセシウムが取り込まれるという基礎データに基づき、これらの実証と除染対策への応用につなげます。被災現地における汚染材料の収集と先端分析機器の開発を密接に連携させ、震災からの復興を加速することが期待されます。
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