研課題
J-GLOBAL ID:202104014310751346  研究課題コード:11101669

誘電泳動インピーダンス計測と抗原抗体反応を用いたウイルス検出法

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , システム情報科学研究院, 助教 )
研究概要:
本研究では、誘電泳動インピーダンス計測法(DEPIM法)を用いてウイルスを行うことを目標とした。これまでDEPIM法は細菌検出に用いられており、それをウイルス検出に応用する。DEPIM法は誘電泳動力による検出対象物の微小電極間への捕集と、それに伴う微小電極間のインピーダンス変化を計測して、溶液中の検出対象物の量を検出する。この誘電泳動力は対象物の大きさに大きく依存するため、ウイルスのようにその大きさが非常に小さいものでは、結果として誘電泳動力も小さくなる。ここでは、ノロウイルスの組換えキャプシドを用いて、これをDEPIM検出できるか試み、流速等の条件を最適化することで、2.5ng/mlの組換えキャプシドを5分で検出することに成功した。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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