研課題
J-GLOBAL ID:202104014357018450  研究課題コード:12102704

ゲノム情報活用による稲いもち病用農薬カスガマイシンのセルロース系バイオマスを発酵原料とした高生産株の作成

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 生物資源科学部, 教授 )
研究概要:
我々が分離したセルラーゼ高分泌性放線菌Streptomyces thermocarboxydus C42株は、ゲノム中に9種のセルラーゼ推定遺伝子を持つ。本研究により、これら遺伝子群は、C42株で発現し、クローン化して強制発現を行い、8遺伝子がセルラーゼ活性を導くことを見出した。さらに、これら9遺伝子全てを含むセルロース系バイオマス資化酵素発現カセットを構築し、本カセットを放線菌用ベクターに挿入してpBOM51を構築した。本ベクターを放線菌発現用宿主Streptomyces lividansに導入し、セルラーゼ活性を検討し、さらにカスガマイシン生産菌Streptomyces kasugaensisへの導入を試みている。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る