研課題
J-GLOBAL ID:202104014435995735
研究課題コード:11104097
植物工場におけるクラゲを利用したアイスプラント水耕栽培システムの確立
実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 大学院海事科学研究科, 教授 )
研究概要:
アイスプラント栽培におけるクラゲ上澄み液の有効性を明らかにするために、クラゲ上澄み液を栽培用溶液に添加し、白、赤、青、紫と異なる色の光を照射し、アイスプラントを栽培した。収穫したアイスプラント中の金属イオン、有機酸及びアミノ酸を定量した結果、クラゲ上澄み液を使用すると、光の色の違いにかかわらず、アイスプラント中のMg2+含有量が増加する傾向が見られた。その他の金属イオン、有機酸、アミノ酸含有量については、クラゲ上澄み液の有無、光の色の影響は見られなかった。クラゲ上澄み液の有効性を明らかにはできなかったが、少なくともアイスプラント栽培に有効利用できることがわかった。現在、照射時間をこれまでの24時間から12時間に短縮し、栽培中であり、収穫後、同様の分析を行う予定である。
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