研課題
J-GLOBAL ID:202104014685366580  研究課題コード:18950097

酸窒化物半導体ー生物触媒を組み合わせた光触媒による太陽光による高効率水素製造

体系的課題番号:JPMJSC1801
実施期間:2018 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 工学研究院, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSC1801
研究概要:
本研究は、太陽光を用いて高効率に水素を製造する無機-生物複合光触媒の開発を目的とする。光触媒の粉末を用いた水素製造において課題となる、酸素の同時発生や低いエネルギー変換効率を解決するため、電子をエネルギー源として高効率で水から水素を合成するヒドロゲナーゼのような酵素を用い、酸窒化物無機半導体の光励起で生成した電子を酸化還元対とするメチルビオロゲンを用い酵素に伝達することで、水から水素を製造する触媒を開発する。日本側チームは安定で効率的な生体触媒の開発、スイス側チームは効率よく酸化還元対を還元できる酸窒化物光触媒の開発を行う。日本とスイスの得意技術を統合した新しい触媒の開発により、太陽光による水の光分解の高効率化が期待される。
研究制度:
上位研究課題: 再生可能エネルギー媒体としての水素研究
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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