研課題
J-GLOBAL ID:202104014788698696  研究課題コード:20333468

表面増強ラマン散乱を利用した超高感度バイオケミカルセンサーチップの開発

体系的課題番号:JPMJTM20AT
実施期間:2020 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 工学部, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20AT
研究概要:
本提案は、感染症やガンなどの診断、食品検査、水質検査を迅速かつ簡便にできる表面増強ラマン散乱(SERS)を用いた高感度バイオケミカルセンサーチップを開発することを目的とする。申請者は先に、世界最高レベルの光学的Q値を示すAg単結晶から成るナノホールをマイカ基板上に形成し、その上にグラフェンを積層したSERS基板を作製した。予備研究の結果、この基板は従来のSERS基板の10倍以上の高感度を持つことがわかった。しかし、信頼性向上のためAgの化学反応による劣化および抗菌作用を防止する必要がある。そこで、Agが露出しない構造を持つSERS基板を作製することによりバイオケミカルセンサーチップを開発する。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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