研課題
J-GLOBAL ID:202104014964098943  研究課題コード:12102494

カビ毒汚染食品の浄化処理技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 自然科学系先端融合研究環遺伝子実験センター, 教授 )
研究概要:
本事業では、アフラトキシンB1汚染食品に対してアフラキシンB1解毒化P450分子種を適用することを目標とした。大腸菌発現用カセットプラスミドを用いてCYP3A4酵素を発現する系を作製した。その結果、OmpA配列をN末端に付加した大腸菌発現用カセットプラスミドが最も良好な結果を与えることを明らかにした。また、AFB1の解毒活性を評価した結果、代謝物のLC-MS解析により本代謝物はAFQ1であることが判明した。さらに、本AFQ1についてUmuテストによる変異原性評価を行った結果、AFQ1は変異原性を消失していることが判明した。よって、本系は食品中のカビ毒の解毒的分解へと応用できると考えられる。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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