研課題
J-GLOBAL ID:202104014991605466  研究課題コード:11104554

アスベスト含有建材の省エネルギー型常温分解技術の開発・研究

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学系研究科, 客員研究員 )
研究概要:
アスベスト処理は現在1000°C以上の溶融法で行われている。我々は多硫化カルシウム溶液を用いるアスベストの常温分解法を見出し、標準アスベストと数種の吹きつけアスベスト建材中のアスベスト含有量を0.1%以下まで分解することに成功した。常温分解法は溶融法に比べて、省エネルギー型で分解装置も簡単であるので、本技術が企業化されるとアスベスト処理は一気に進展し、発がん性アスベストに起因する社会不安を除くことができる。従って、企業化に適した技術とするために、1アスベスト含有建材の種類と常温分解法の関係、2企業化に適した処理工程、3分解生成物の同定と生物学的安全性、の研究・開発を行う。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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