研課題
J-GLOBAL ID:202104015268431200  研究課題コード:11104555

偏光双安定VCSELを用いた光周期回路による超高速・高機能光クロック信号発生器

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 物質創成科学研究科, 助教 )
研究概要:
10GHzを超える光クロックの発生は、半導体レーザの直接変調では困難であり、間接変調では外部回路が複雑で高価になる。そこで偏光双安定VCSELの発振光の偏光を90度回転して戻す簡便な光学系で、自己偏光スイッチング動作を実現し、高速光クロックの発生を行う。高速化のためにVCSELと外部ミラーの間隔を狭くした場合、光学系の機械的安定性が重要になることを明らかにした。厚さ8μmのポリイミド薄膜1/4波長板とハーフミラーを用い、それらをVCSELのマウントと一体化することで機械的な安定性を増し、外部共振器長13.1mmの光学系で繰り返し周波数5.1GHzの光パルスを実現した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る