研課題
J-GLOBAL ID:202104015409273604  研究課題コード:10102311

高品質溶接をめざす強磁場による大気圧高密度プラズマの研究

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 自然科学系, 准教授 )
研究概要:
TIG溶接のアーク放電を磁場中で発生させ、これにより溶接時のビーム形状を制御してエネルギー密度を向上することを目的とする。その目標はアスペクト比1(溶け込み深さの比)である。このために磁場発生の手段として超伝導バルク磁石、永久磁石を適用し、過去の調査、磁場解析による発生磁場との形状の把握、ならびに放電実験を行った。タングステン電極からの放電に磁場印加すると、これをビーム状に絞ることが可能であることが分かり、入熱の分布や溶融池の形状を自在に変えることができる。今後はさらに実験を進め、小型省電力の溶接、高速溶断や微細加工に繋がる技術として提案していく。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る