研課題
J-GLOBAL ID:202104015484287297  研究課題コード:12102001

エビ由来乳酸菌を利用した感染性胃腸炎の予防を目的とする健康食品の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 薬学部, 教授 )
研究概要:
本申請の目標は、エビ由来乳酸菌のヒトおよびマウス腸管における抗菌ペプチド産生誘導作用を評価し、新たな感染性胃腸炎の予防法を提供することにある。本研究の結果、熱殺菌(65°C、10分)したLactobacillus plantarum D2905株がヒト腸管上皮細胞株であるCaco-2細胞においてhBD2の産生を誘導すること、マウスへの経口投与により大腸におけるCryptdin-3の産生を誘導することを明らかにした。これらのディフェンシン系抗菌ペプチドは、感染性胃腸炎の主な原因であるサルモネラやカンピロバクターの増殖を抑制するため、熱殺菌したエビ由来乳酸菌は感染性胃腸炎を予防するための健康食品となり得る可能性を示した。今後は、感染性胃腸炎の原因菌に対する感染防御効果を検討する。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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