研課題
J-GLOBAL ID:202104015668130757  研究課題コード:12102797

CCL2タンパク質によるヒトiPS細胞の安定培養および効率的分化誘導

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , オミックス基盤研究領域, 研究員 )
研究概要:
マウスにおいてフィーダー細胞なしの状態で、CCL2タンパク質がiPS細胞/ES細胞の未分可能を維持しながら安定して培養させることを見いだした。ヒトiPS/ES細胞においては、フィーダー細胞なしでの培養が困難であるが、CCL2タンパク質をFGF-の培養液中に添加することでフィーダー細胞がなくても安定した未分化能を維持することを確認してきている。遺伝子発現変動をみてみるとヒトiPS/ES細胞の特徴でもあるエピブラスト様幹細胞からより未分化能が高くマウスiPS/ES細胞様のブラストシスト様幹細胞に変化していることが確認されていることから、CCL2添加により、マウスのようにより安定した培養、増殖が可能になるだけでなく、より効率よく安全に分化誘導が可能になると期待される。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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