研課題
J-GLOBAL ID:202104015770820873  研究課題コード:20343555

連続発振THz波による液晶デバイスを用いた高速位相計測技術

体系的課題番号:JPMJTM20B2
実施期間:2020 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , システム科学技術学部, 助教 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20B2
研究概要:
申請者は、水素結合性の液晶がTHz帯で吸収異方性を示さないことを発見し、液晶デバイスを用いた位相計測技術を連続発振THz波により実現した。本技術は近年幅広く用いられるTHzパルスによる計測とは異なり、シンプルな光路でノイズ・振動に強いという特徴がある。本技術はTHz帯の複屈折計測が可能であり、電波より高い分解能で可視光では不透明な材料のイメージングを実現する。さらに、THz帯で物質固有の吸収特性を示す材料が多いため、X線では困難な材料の識別への展開も期待され、電波、光、X線とは全く異なる検査が確立する可能性がある。本提案では、開発した技術の高速化に加え、分解能の改善と測定対象の拡大を目指す。
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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