研課題
J-GLOBAL ID:202104016108851951  研究課題コード:20347360

毒物フリー赤外線カメラ用レンズの製造技術開発

体系的課題番号:JPMJTR203A
実施期間:2020 - 2021
実施機関 (2件):
企業責任者:
研究責任者: ( , 材料化学系, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTR203A
研究概要:
近年、社会の安心・安全を実現するために、赤外線カメラを用いたサーモモニタリングの需要が高まっている。このような赤外線カメラでは、ゲルマニウム結晶に代わって、ガラスを用いたレンズが普及しつつある。しかし、現在のガラス材料は、毒物であるセレンやヒ素を主成分とし、製造・廃棄工程で特別な措置が必要となる。また汎用的な光学機器の部材としても懸念がある。本課題では、毒物を全く含有しないガラス材料からなる赤外線カメラ用レンズの製造技術を開発する。まず、カルコゲナイド材料の組成を最適化し、大型ガラスインゴット製造技術を開発する。さらに、ガラスの粘弾性特性を評価し、型押し成型によるレンズ加工技術を確立する。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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