研課題
J-GLOBAL ID:202104016126116991  研究課題コード:10102297

スマートワッシャによるボルト緩み評価診断システムの開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
現在、機械構造物におけるボルト締結部の検査は、検査者が軸力計等の計測器を現場に持ち込み、ボルト毎に実施されている。本研究では、自己励振および測定が可能なスマートワッシャを予めボルト締結部に組み込み、遠隔地からの定期的な緩み評価診断を実現するシステムの構築を目指している。本研究課題では、スマートワッシャを実環境で利用するための電源供給方法の確立を目標とし、省電力を目指したデータ収集システムの検討と圧電振動発電システムの構築を行った。加振器を利用し、圧電振動発電実験を行った結果、最大150μWの充電を確認することができた。しかし、マイコン駆動に必要な電力としては不十分であるため、2次電池への充電や太陽光発電との併用などを検討する必要があることが確認された。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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