研課題
J-GLOBAL ID:202104016464667650  研究課題コード:12102317

酸化グラフェン・導電性高分子/シリコンヘテロ接合型太陽電池の高効率化

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理工学研究科, 准教授 )
研究概要:
n型Si基板表面に、p型正孔輸送特性を有する酸化グラフェン(GO)や導電性高分子、あるいは両物質の混合物の薄膜を塗布し形成する、ヘテロ接合型太陽電池の高効率化について研究開発を行い、次の成果を得た。(1)GO調製行程の5日程度への迅速化、(2)簡便安全なSi表面処理法の開発、および増感剤候補の選定、(3)層状化合物ドーピングによる還元GO膜の低抵抗化、(4)パリレン膜による太陽電池劣化防止の実現。これらの成果により、光電変換効率12%超及び素子長寿命化を達成した。今後は目標値である15%超の光電変換効率達成、大面積化及び還元GO膜の更なる低抵抗化を目指し、企業との連携を進め研究開発を続行する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る