研課題
J-GLOBAL ID:202104016581001540  研究課題コード:09157865

初期変位付与型TMDを用いた建築構造の振動制御

実施期間:2009 - 2009
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院工学研究科, 特任講師 )
研究概要:
地震が多発する今日、高層建物や戸建て木造住宅などでは安価で簡易な制振技術が求められている。本課題は、通常のTMDが苦手とする過渡応答初期の制振効果を向上させるために、初期変位を付与したTMDを新たに提案し、その設計法を確立するための基礎的な検討を行うものである。具体的には、まず1自由度系の基本モデルを用いて衝撃力を対象外力とし、設計パラメーターや初期変位の大きさと制振効果の関係などの基本原理を解析的に検討し、設計式を提案する。次に提案した設計式を用いて衝撃的な地震力に対する制振効果を確認する。必要に応じて簡易な模型実験を行う予定である。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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