研課題
J-GLOBAL ID:202104016662488222  研究課題コード:13410101

革新的な高分子合成法による安全で高効率な伝導性電解質膜の開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理工学研究科(工学系), 教授 )
研究概要:
ジアゾ酢酸エステルの重合における分子量の制御については、用いるPd錯体の配位子の構造を工夫することにより、従来は得られなかった分子量5万を超えるようなポリマーを与える重合開始剤の開発に成功し、また、ある種の極めて立体的に嵩高い置換基を有するモノマーの重合において、分子量の揃った、望みの分子量を有するポリマーが得られる重合(リビング重合)の実現を期待させるような結果が得られた。主鎖の立体構造の制御に関しては、用いるPd錯体上の配位子の構造が、ポリマーの立体構造に確かに影響を与えるという、今後の立体特異性重合に繋がる確かな実験的証拠を確認した。 水酸基、ホスホン酸といった極性の官能基を有するモノマーの重合により、主鎖の全ての炭素にこれらの極性官能基が結合した、官能基集積型の新しい高分子の合成に成功した。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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