研課題
J-GLOBAL ID:202104016890930377  研究課題コード:12102226

新規蛍光プローブを用いたがん分子標的としてのNox1阻害剤の探索

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学部, 教授 )
研究概要:
ROS産生遺伝子Nox1がヒト大腸癌を含む癌細胞の増殖に媒介的役割を果たし、癌治療の新規分子標的となりうることを我々は既に明らかにした。本研究では、将来の癌治療薬開発のために、Nox1の選択的阻害剤の新しいスクリーニング法の技術的検討、及び阻害剤の探索を行った。その結果、我々の新スクリーニング法の有効性を確認し、Nox1によるROS産生を特異的に抑制する天然化合物NOS31を同定することに成功した。今後、前臨床試験を通じてNOS31のさらなる解析を行う予定である。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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