研課題
J-GLOBAL ID:202104017041029492  研究課題コード:11101096

骨格筋特異的RNAiを用いた骨格筋量制御法の開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学部・歯学部付属病院 矯正歯科, 助教 )
研究概要:
申請者はこれまでに、骨格筋形成抑制遺伝子マイオスタチンに対するRNAiが筋芽細胞の増殖・分化を促進させ、さらには個体レベルにおいて局所の骨格筋量の調節に有用であることを明らかにしてきた。本課題では、筋特異的miRNAを筋ジストロフィーモデルマウスの前脛骨筋に導入し、RNAi効果が骨格筋量に及ぼす影響を検討した。その結果、対照側に比べmiRNA導入側の前径骨筋重量および筋分化関連遺伝子の発現レベルに差は認められなかったが、対照側では壊死筋線維および壊死部位に再生した幼若な筋線維群が多く認められたのに対しmiRNA導入側ではほとんど認められなかった。以上のことから、筋特異的miRNAの導入により筋分化を調節しうる可能性が示唆された。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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