研課題
J-GLOBAL ID:202104017129921859
研究課題コード:13412638
希塩酸を用いる白金の低環境負荷型溶解プロセスの開発
実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, その他部局等, 研究員(移行) )
研究概要:
低濃度の塩酸を用いて白金含有複合酸化物を完全に溶解させるため、希塩酸への塩化物の添加効果を検討した。白金含有複合酸化物は白金粉末とアルカリ金属塩を空気中で焼成することにより合成した。溶解試験の結果から、飽和量のCaCl2を希塩酸に添加することで、白金含有複合酸化物(Li2PtO3、Na2PtO3および(Na,Li)2PtO3固溶体)からの白金溶出速度が大幅に増大したことがわかった。Li2PtO3を用いた場合では、80°Cで溶解処理を行うことにより、白金をほぼ完全に溶解できた。本プロセスでは劇物指定となる濃度よりも低濃度の塩酸を用いて白金を溶解できるため、王水等を用いる従来の溶解プロセスよりも安全性を大幅に向上できる。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
,
,
,
,
研究制度:
>
>
>
研究所管機関:
前のページに戻る