研課題
J-GLOBAL ID:202104017140916484  研究課題コード:10102435

癌転移マーカーFABPを標的にした機能性食品創製の基盤研究

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 農学部, 教授 )
研究概要:
これまでに、ブドウ残渣抽出物中に転移原因遺伝子 (FABP) の発現を顕著に抑制する活性があることを見出しているため, 粗抽出画分を種々のクロマトグラフィー(XAD, Sephadex LH-20など)で精製し、活性成分によるFABP遺伝子抑制活性が、現在の60%から約95%になるまで、活性分子の構造を決定することを目標にした。その結果、約80%抑制活性を有する画分を得ることができた。本画分の質量分析の結果、エピカテキンのオリゴマーなどが含まれることがわかったが、活性分子の構造決定には至っていない。今後、更に精製し、構造・活性相関の解析によって、機能性食品創製や癌治療のための医薬品開発の基礎データを集積する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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