研課題
J-GLOBAL ID:202104017212958659  研究課題コード:11101225

筋ジストロフィー患者由来iPS細胞を用いた創薬システムの開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , iPS細胞研究所, 特定拠点講師 )
研究概要:
本研究開発は、筋ジストロフィー患者由来iPS細胞を用いて試験管内で病態再現を実現することで、薬剤の開発システムへと発展させることが目標である。病態再現に向け、筋ジストロフィー患者及び健常人由来のヒトiPS細胞から、80~90%程度の効率で骨格筋細胞を誘導する方法の開発に成功した。また電気刺激により誘導骨格筋を収縮させる事にも成功し、イメージングによる細胞内Ca2+の流入の可視化にも成功した。筋ジストロフィーにおいて細胞内Ca2+濃度の上昇は病態の第一歩であるため、Ca2+をモニターすることで創薬スクリーニングが可能になると考える。今後はスクリーニングシステムの開発を行い、企業との共同研究を目指す。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る