研課題
J-GLOBAL ID:202104017280970403  研究課題コード:11102123

耐衝撃性/流動性を兼ね備えた新規ポリカーボネート系ポリマーブレンドの創製

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 環境調和技術担当, 主任技師 )
研究概要:
耐衝撃性に優れたエンジニアリングプラスチックであるポリカーボネート(PC)の耐衝撃性のみならず流動特性を併せて向上させること目的に、申請者がすでにノウハウを有する"動的架橋"リアクティブプロセッシング(反応押出)法を駆使したPC系ポリマーブレンド材料を検討したところ、ABS/PC単純ブレンドに比べ流動性(MFR)が最大130%、耐衝撃性が最大90%向上する組成を見出し、耐衝撃性と流動性を高度に両立する優れたブレンド材料となり得る可能性を見出した。また、各特性の増減と添加剤量との相関を把握し、要求に応じて材料特性が設計可能となり得ることを併せて見出した。今後は、製品化に向け必要な添加剤処方、あるいは耐久消費材に使用可能な長期耐久性に優れた組成とするための最適処方を確立していく。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る