研課題
J-GLOBAL ID:202104017377334501
研究課題コード:11104171
カーボンナノチューブ材を用いた培養機能を有する新規LDIプレートの開発
実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 生物資源科学部, 助教 )
研究概要:
本研究は培養機能を有するLDI用分析プレート開発を目的とし、プレート材料にカーボンナノチューブ複合材を利用するための基礎データ取得を行なった。その結果、細胞培養可能なCNT濃度において、同複合材質上に吸着した各種化合物のLDI質量分析が可能であることを明らかにした。検出感度については通常のMALDI質量分析と同程度の化合物濃度でシグナルが検出され、かつイメージング分析も可能である。同複合材質は成形が容易であり、既存のMALDIプレート上もしくはイメージング用のフレームにそのまま組み込んで使用できる。CNT濃度範囲については濃度調整に課題が残されたが、概ね当初に予定していた基礎データを得る事ができた。今後はより均質な材質調製を検討するとともに、検出感度の向上や実際の生体分子イメージングに向けた実験手法の開発へ展開していく予定である。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
,
,
研究制度:
>
>
>
研究所管機関:
前のページに戻る