研課題
J-GLOBAL ID:202104017379923679  研究課題コード:12102316

レーザ誘起気泡の崩壊を利用した洗浄技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 教授 )
研究概要:
本課題では、液体中にパルスNd:YAGレーザを集束させることにより、レジスト基板近傍にレーザ誘起気泡を生成し、レーザブレイクダウンと気泡崩壊がレジストの剥離に及ぼす影響を検討した。高速度ビデオカメラによる気泡崩壊挙動の観測、微小高速応答圧力計による衝撃圧と力積の計測、ならびにGhost Fluid法による数値解析を通して、洗浄技術開発のための以下の知見を得た。(1) 基板からの気泡中心までの距離をL、レーザ誘起気泡の最大半径をRmaxとするとき、約L/Rmax=1.2以下の場合は、レジストの剥離が観測された。(2) 気泡崩壊時の衝撃波による最大圧力と力積は、レーザブレイクダウン時の衝撃波による最大圧力と力積と同程度であり、両者の洗浄および剥離及ぼす力学的な効果は同程度と考えられる。(3) レジスト剥離の主要因は、レーザブレイクダウンによる温度上昇と考えられる。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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