研課題
J-GLOBAL ID:202104017398080020
研究課題コード:11104396
条件駆動型背景モデリングに基づく高性能かつ低コストな物体検出技術
実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, システム情報科学研究院, 助教 )
研究概要:
定点カメラ映像内に出現した物体などを検出する技術として、背景モデリングに基づく手法が頻繁に利用される。先行技術には、高性能化を目指すと背景モデルで表現する情報量が増大し、実現するためのコストも増大してしまうという問題があった。これに対して本研究課題では、事例ベース背景モデリングと呼ばれるフレームワークを利用することで、モデル化される情報とそのモデルを利用する条件とを適切に分離した条件駆動型背景モデリングを実現し、高性能かつ低コストな物体検出技術を確立する。4つの条件駆動型背景モデルの設計を行い、典型的な8シーンについて評価したところ、当初目標値と同程度の検出率と目標値以上のコスト削減が実現できた。
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