研課題
J-GLOBAL ID:202104017478404306  研究課題コード:12102824

葉緑体を活用した病害抵抗性強化植物開発の新戦略

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 生命環境科学研究科, 教授 )
研究概要:
葉緑体包膜に局在するサリチル酸輸送体候補EDS5をEDS5の自己プロモータから発現する植物体において、植物の感染防御応答が亢進され、サリチル酸合成量が増大するとともに、耐病性が高まることを明らかにした。EDS5自己プロモータ::EDS-GFP植物は通常生育条件では防御応答は発動せず、生長阻害も見られない。病原体の感染シグナルを受けた時のみ防御応答が発動することおから、効率的な耐病性増強が可能になる。また、EDS5自己プロモータは表皮細胞特異的に発現しており、植物免疫応答における表皮細胞の重要性が明らかになった。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る