研課題
J-GLOBAL ID:202104017519694055
研究課題コード:7700006918
遺伝子発現量・細胞選択性が制御可能な中枢神経系への遺伝子導入法の開発
実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者:
(
, 大学院医学研究科, 教授 )
研究概要:
パーキンソン病、アルツハイマー病など神経変性疾患は、高度高齢化社会に向かう我国の大きな問題となりつつある。これらの疾患に対する治療法として遺伝子療法が有望視されており、脳へ安全かつ効率よく遺伝子導入する技術を確立することは重要な課題となっている。例えばパーキンソン病では、薬物・外科的(移植、電気刺激)治療など、病態に対する対症療法が行われてきた。現在、遺伝子レベルで病因、病態の解明が急速に進みつつあり、将来的には遺伝子レベルで根本的な治療法を確立することが必要である。脳が非常に多種類の細胞(神経細胞)から構成されているため、遺伝子導入の効果が特定の神経細胞にだけ限局し、効果をコントロールできることが望ましい。本課題では、将来の神経疾患の遺伝子治療に向けて、遺伝子発現量・細胞選択性が制御可能な遺伝子導入法を開発することである。
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