研課題
J-GLOBAL ID:202104017661549887  研究課題コード:20337397

アニサキス発症リスクを最小化するサバ養殖技術の開発

体系的課題番号:JPMJTM20DT
実施期間:2020 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 海洋生物資源学部, 准教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20DT
研究概要:
近年、サバ等の魚介類を原因とするアニサキス症が社会問題となっている。養殖サバの生産量が拡大しているが、養殖の大半は天然種苗を用いた蓄養であり、天然種苗は養殖開始時に既にアニサキスが寄生しているため、発症リスクは天然と変わらない。研究代表者らは、アニサキスの発症リスクを客観的に評価可能な、アニサキスの種判別手法を開発した(特許出願準備中)。本研究では、種判別を基にしたアニサキス有害性評価手法の確立を通じて、アニサキスの活動抑制効果が確認された木クレオソートと同等の成分を含有する養殖用飼料を開発し、サバ寄生アニサキスを弱体化させ、ヒトにおけるアニサキス発症リスクを軽減するサバ養殖手法を開発する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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