研課題
J-GLOBAL ID:202104017862196893  研究課題コード:13410607

細胞内低pH応答性膜融合リポソームによる肝臓標的型核酸医薬への応用

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 薬学研究科(研究院), 特任助教 )
研究概要:
本申請研究では、ヒト肝炎ウイルスの新規治療法としてsiRNAを用いた製剤の開発を最終目標と定めた。siRNAの肝臓送達のため、これまでにリポソーム製剤を開発しているが、その製造法はラボスケールであり、大量の製剤が必要なステージには不向きであった。連続的な調製のため、試薬の混合および不要物除去を、それぞれ流路による連続的混合、タンジェンシャルフローろ過による連続的精製に代替可能であるかを検討した。その結果、従来と同様の物性・活性を有するキャリアの開発に成功した。今後は、よりスケールアップする技術の開発を行い、ペプチドリーム社と共同でキャリアの開発・非臨床試験へと進めていく予定である。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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