研課題
J-GLOBAL ID:202104017996283660  研究課題コード:12102291

近赤外光でもトリガー可能な高効率光重合開始剤の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科, 准教授 )
研究概要:
紫外光の替わりに可視光や近赤外光など幅広い波長で作動可能な光重合開始剤が求められていたが、現在のところ近赤外光でも作動可能な光重合開始剤は知られていない。本研究では、非共鳴二光子吸収を可能にする光捕集アンテナシステムと、我々が開発した高収率ラジカル発生機構(カルボニル化合物のω解離機構)を一つの分子に組み込んだ光重合開始剤の開発を目標にした。これらの方針に従って化学合成された新規光重合開始剤は、近赤外光を吸収し、高効率でラジカルを発生する事により、効率良く重合を開始することが確認された。本製品を用いる事で、近赤外光を重合開始に用いる事(励起光の広帯域化)と重合の効率化が同時に可能になった。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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