研課題
J-GLOBAL ID:202104018005400474  研究課題コード:13411480

0.1秒で100°Cに自己昇温する瞬間発熱ナノ粒子の開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 准教授 )
研究概要:
目標は,粉末射出成形や霧化加熱法を用いてナノ~サブミリサイズの発熱微粒子の製作技術を開発することである.まず,粉末射出成形でサブミリサイズのテトラポッド型多孔質Al粒子を作製し,それに発熱機能を付与することに成功した.次に,多孔質ナノ粒子製作装置を設計・開発し,ポリスチレンビーズとシリカゾルの混合ミストを用いて多孔質ナノ粒子の試作を行い,多孔質ナノ粒子の作製に成功した.条件を種々変化させ,様々な粒径,空隙率,空孔径の多孔質シリカナノ粒子を製作できた.溶融塩プラズマ電解法で作製したシリカ粒子の還元を試みた結果,酸素の比率が大幅に低下して還元効果を確認できた.達成度は80%程度である.今後は未到達の多孔質シリカナノ粒子の完全還元と,空隙へのTi堆積術の確立を目指す.
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る