研課題
J-GLOBAL ID:202104018115623240  研究課題コード:7700007378

絹ペプチドを用いた抗アトピー効果を有する新食品素材の開発

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 生命環境科学学部, 助教授 )
研究概要:
最近の調査から就学児童の約10%にアトピー性皮膚炎が認められ、また、大人での症例が年々増加している。その治療には、ステロイド剤に代表される種々の治療薬が用いられているが、根本的治癒をもたらすに至っていない。特に痒みやそれに由来する切創が生じるため、生活の質を大きく低下させることが問題視されている。そこで、医薬品ではなく、食品を摂取することから、その症状緩和を目指し、新たな食品素材の開発進めた結果、絹タンパク質の部分分解物(ペプチド)が顕著なIgE産生抑制効果を持つことを明らかにした(特許出願済)。そこで、本申請では、絹ペプチドを用いて、作用機所を細胞、分子レベルで明らかにするとともに、アトピー性皮膚炎に有効な新規食品素材としての開発を行う。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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