研課題
J-GLOBAL ID:202104018294779460  研究課題コード:21446949

電気化学的手法による迅速・簡便・高感度・安価なDNA検出チップの開発

体系的課題番号:JPMJTM20S2
実施期間:2021 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 工学研究院 物質工学研究系, 准教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20S2
研究概要:
現在、新規の感染症の流行ではPCR検査が信頼性の高い診断方法であるが、診断には時間がかかる。申請者はフェロセン化ナフタレンジイミド(FND)による電気化学遺伝子検出法で、60分以内での10サイクルのPCR産物の高感度検出(0.015 ng/μL)を達成した。また、環状ナフタレンジイミド(cNDI)が2本鎖DNAに速く結合することを明らかにした。そこで、cNDI固定化金電極を調整し、これとFNDによるPCR産物の電気化学的検出を試みる。cNDIによるDNAの補足によりPCR産物の検出は、PCR開始から12分以内に検出できると期待される。これより、安価・迅速・簡便にコロナウィルスが検出できる。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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