研課題
J-GLOBAL ID:202104018541437429  研究課題コード:11104273

水熱酸化法をベースに独自のフェントン型促進酸化触媒を用いた有機ハロゲン化合物の高度処理法の開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科化学生物系専攻, 准教授 )
研究概要:
本技術は、分解処理が困難な有機ハロゲン化合物およびそれらを含む廃液等に対し、水熱酸化法をベースに独自開発したフェントン触媒を用いることで酸化分解を促進させ、反応温度を大幅に下げて処理を可能にするものである。今回の研究では(1)各種有機ハロゲン化合物の処理、(2)固定床型反応器の試作、(3)触媒の改良、(4)触媒安定性の評価、について検討を行なった。項目(1)では本技術による4-クロロフェノールの処理が可能であることを実証した。項目(2)では、固定床型反応器を作製し、それを用いて項目(4)の触媒安定性の評価を行った。また、項目(3)では銅担持酸化チタンが安価で優れた触媒であることを見出した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る