研課題
J-GLOBAL ID:202104018561380334  研究課題コード:07050827

常温常圧下におけるハイドロキシアパタイト厚膜形成法の開発と新しい虫歯治療への応用

実施期間:2005 - 2008
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 教授 )
研究概要:
本プロジェクトは、室温・大気圧下でハイドロキシアパタイト(HAP)微細粒子を高速で歯の表面(エナメル質、象牙質)に衝突させ、HAP膜を形成するための、 HAP粒子とPJD(Powder Jet Deposition)装置を開発し、独創的な新規技術による歯に優しい歯科治療の実現を目指した。試作・評価・改良による最適化とシミュレーションによる現象解明により、機械的強度、及び歯との密着性に優れたHAP膜を形成できるPJD装置の試作に成功した。更には抗菌性HAP粒子の製造法や口腔内HAP粒子回収機構も確立した。今後、事業化に向けて、大学での研究継続による企業支援、企業でのHAP粒子の量産技術確立、HAPカートリッジの改良、PJD装置量産体制構築、医療機器認可のための臨床試験実施が予定されている。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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