研課題
J-GLOBAL ID:202104018598082708  研究課題コード:11104179

セシウムイオン吸着剤としてのチューブ状酸化チタンの可能性

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 自然科学研究科, 教授 )
研究概要:
ゼオライトより高効率でイオンの吸着が可能である材料の開発は大変重要なテーマである。我々は、大きな比表面積をもつと共に高い光触媒活性を示すチューブ状構造を有する酸化チタンの調製に成功した。この試料は極めて高い酸特性 (イオン交換特性) も有しており、そのイオン交換特性はゼオライトに勝る。本課題では、このチューブ状酸化チタンの特異な性質を利用することにより、金属イオンの吸着剤や吸蔵材としての可能性検討への研究展開を図ることを目的とした。本研究結果を基に、セシウムイオンの吸着高効率化をめざしたゼオライトに代わる新規な金属イオン吸着剤としてのチューブ状酸化チタンの可能性を検討する。現在までに、セシウムイオン吸着特性を確認した。今後,さらなる高機能化をめざすと共に、イオン交換状態およびイオン交換サイトの状態解明をめざす。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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