次世代質量分析法による高マトリクス試料迅速測定装置の開発研究

実施期間：2006 -
実施機関 (1件)：
企業責任者：
研究概要：

最近、環境意識の高まりからダイオキシン類、臭素化難燃剤などの有害物質の迅速測定に対するニーズが拡大しており、特に生体・土壌・食品等の高マトリクス試料中の上記有害物質の迅速測定ニーズが拡大している。しかしながら、高マトリクス試料の場合、従来の電子衝撃イオン化法などでは、イオン化プロセスにおいてフラグメントが発生するため、試料から夾雑物を除く必要があり、試料によっては数十時間の前処理が必要となるという問題があった。本研究では、イオン化プロセスにおいてフラグメントを発生しないソフトイオン化法を用いることで、迅速簡便な分析が可能となる質量分析装置の試作とそのアプリケーションについて詳細な研究を行なう。

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研究所管機関：

国立研究開発法人科学技術振興機構

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