研課題
J-GLOBAL ID:202104019413477414  研究課題コード:20319636

地熱生産井掘削地点特定用の蒸気スポット検出技術の高精度化とボーリングによる実証

体系的課題番号:JPMJAS2003
実施期間:2020 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院工学研究科, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJAS2003
研究概要:
本研究は、リモートセンシング・地球化学・鉱物学・数値シミュレーション技術を組み合わせて、地熱発電用のボーリングを掘削するのに適した場所を地表から正確に見つけるための手法を開発するものである。具体的には、ドローンによる地形データから地熱流体パスとなる亀裂の3次元分布解析、多くの表層ボーリングでのラドン濃度測定、流体地化学分析による貯留層温度と流体起源の推定、シミュレーションによる熱水流動系解明と蒸気卓越部の特定を行い、これらを地球統計学で統合し、高い空間分解能で蒸気スポット存在評価マップを作成する。高い評価域での電磁探査による地下の電気的性質から、探査ボーリングの位置を絞り込む。実際に深度500mほどのボーリングを実施し、得られた温度・圧力・鉱物情報から蒸気スポット存在評価精度を検証する。これらの成果により、地熱資源探査コストの大幅削減と開発技術の社会実装化を図り、地熱発電の大幅促進を目指す。
研究制度:
上位研究課題: 環境・エネルギー分野
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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