研課題
J-GLOBAL ID:202104019480376835  研究課題コード:12102681

進行性前立腺がんの予後予測を目的とした一塩基多型セットの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学系研究科腎泌尿器科学講座, 准教授 )
研究概要:
我々は、癌関連遺伝子SNPアレイを用いて生存期間に関わるSNPを同定し、進行性前立腺癌治療の個別化を図ることを目的として本研究を行った。骨転移を有する前立腺癌と診断された188例の患者を対象とし、408個の癌関連遺伝子における1421の SNPをタイピングすることによって癌特異的生存期間に関与するSNPをスクリーニングした。その結果、14個(6遺伝子)の生存期間に有意に関連するSNPを同定した(Tsuchiya N, et al., Genes & Cancer, 2013)。これらのSNPの臨床使用を目指し、外部コホートにおける検証を行う目的で国際共同臨床研究を計画した。現時点で韓国2施設を含む8施設から126例の症例が登録されており、SNPアレイを用いたジェノタイピングが進行中である(UMIN Trial ID: UMIN000009785)。観察期間終了時(5年後を予定)には進行性前立腺癌の予後に関与するSNPの検証結果が公表される見込みである。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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