研課題
J-GLOBAL ID:202104019819117001  研究課題コード:13408973

骨を用いたメタボリックシンドローム予防効果を有する食品素材の開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 歯学研究院, 助教 )
研究概要:
骨の細胞が作る骨基質タンパク質が全身の代謝を活性化するとことで注目されている。本研究の目標は、骨基質に多く存在する基質分子を食品素材として実用化し、メタボリックシンドロームの予防への応用を目指すことである。今回、材料として食用廃棄物使用した。溶媒を用いて抽出した結果、代謝を活性化するのに十分な量の骨基質分子が抽出された。それらをマウスに経口投与したところ、長時間消化管内に留まる上、代謝活性化に有効な成分の割合が増加していた。また、抽出液をマウスに1ヶ月間継続投与したところ、糖代謝が改善する傾向が見られた。今後は、マウス個体に対する詳細な解析と抽出や投与方法の簡便化を計り、実用化の検討を行う。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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