研課題
J-GLOBAL ID:202104019877776414  研究課題コード:21447559

再生可能エネルギー活用に資する低コスト・低過電圧酸素発生電極触媒の開発

体系的課題番号:JPMJTM20KE
実施期間:2021 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院理工学研究科 物質科学専攻 材料理工学コース, 講師 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KE
研究概要:
Zn電解採取では,酸素発生反応用アノード触媒の性能向上が最重要課題である.申請者は,NaCo2O4を分散させたPb基アノードが,現行アノードであるPb-0.7%Ag鋳造圧延アノードに比して,Zn電解採取の所要電力を約8%削減できる可能性を見出した。この技術を用いて,Zn電解採取における電力料金を低減させるとともに,製品としての寿命が長い,Pbフリー新規アノードを開発する。本技術によって,素材産業の製造コストが削減され,国際競争力の維持ならびに秋田県の活性化が促される。さらに本技術は,水電解による水素製造に応用可能であり,再生可能エネルギー活用による「CO2排出量ゼロ」にも大きく貢献する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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