研課題
J-GLOBAL ID:202104020009197058  研究課題コード:10101893

周期構造を組み込んだ新規広帯域分散遅延デバイスの開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学資源学研究科, 助教 )
研究概要:
近年、周期構造による後進波特性や負の群遅延時間などの特異な電磁応答が注目され、新しいマイクロ波回路や信号処理デバイスへの応用が期待されている。本研究では、小型・低損失で設計が容易なF-SIRの周期構造のよる広帯域分散遅延デバイスを構成することを提案する。最初に、プリント基板上にプレーナ実装によるF-SIRを作製し、実験および電磁界解析によって、一部の周波数帯域において左手系線路の条件である伝搬定数が負となることを確認した。また、その帯域において後進波特性および負の群遅延時間も得られた。次に、4.8mm角ICチップ内にF-SIRを試作し、50GHzまでの測定により左手系線路の特性を示すことを確認した。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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