研課題
J-GLOBAL ID:202104020160898858
研究課題コード:08068558
鉄ヒ素系超伝導体の転移温度決定因子の解明と物質設計への適用
実施期間:2008 - 2011
実施機関 (1件):
研究代表者:
(
, エレクトロニクス研究部門, 研究員 )
研究概要:
本研究は、鉄ヒ素系高温超伝導体研究における以下の中心課題に取り組み、明確な回答を引き出すことを目的とします。(1)なぜ、鉄とヒ素の組み合わせが高温超伝導に最適か(2)高温超伝導を最適化するパラメーターは何か(3)更なる転移温度の向上は可能か これらの目的を達成するため、本研究グループが独自に開発した酸素欠損型鉄ヒ素超伝導体(LnFeAsO1-y)系および良質の単結晶が育成可能なBaTM2Pn2 系を主たる研究対象とし、「高圧合成法を主とする純良単結晶・多結晶試料作製」、「多重極限(高圧、高磁場、低温)下をも含む輸送特性・磁気特性・X線回折・中性子回折等による多面的物性評価」、「第一原理計算に基づく実験結果の理論的解析および新物質探索指針の提案」の3つの手法を有機的に組み合わせることにより、対象物質に対する包括的な知見を獲得します。さらに得られた情報をもとに、本系の高温超伝導機構解明を目指すとともに、より高いTc を有する物質の開発を行います。
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研究制度:
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上位研究課題:
新規材料による高温超伝導基盤技術
研究所管機関:
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