研課題
J-GLOBAL ID:202104020164898615  研究課題コード:12102225

層状粘土触媒によるCO2とエポキシドからの環状カーボネートの製造~層状複塩基性塩への機能集積~

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科, 助教 )
研究概要:
本研究では、NiZnという層状無機結晶性化合物のマトリックス内に存在する単核Zn2+種をLewis酸シングルサイトとして利用し、NiZnのアニオン交換能をも利用することで異なる反応活性点を同時に導入し反応空間をも制御した新規触媒開発を行った。具体的には、1)アニオン交換によるLewis塩基の導入、2)導入したLewis塩基分子による層間隔の精密制御、により、NiZnの層間を舞台とするLewis酸-Lewis塩基集積型不均一系触媒を開発し、1気圧CO2雰囲気下という温和な反応条件でのエポキシドへのCO2環化付加反応に有効な不均一系固体触媒を設計・開発した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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